2004年:マイアミ旅行

2004年6月19日〜


デトロイト空港での沖縄?のアリス・オバちゃん


結局、6月23日・水曜日・マイアミ空港からノースウエスト航空で、デトロイト経由関空へ向うことになった。
マイアミ空港での出国荷物検査は厳しかった。手荷物もすべて取り出しての検査となった。でも、前回の1月の時と違って意外に空いていた。
デトロイト行きの飛行機は空いていた。「な〜んや〜!ガラガラやんけ〜!よかったよかった〜!」三列席を一人で独占できた。

3時間でデトロイト空港に着いた。でもここでの待ち時間が3時間半あるんや〜!マイアミ空港で食べたの朝食のデッカイ「サンドイッチ」残りの一個を今度はランチとしてベンチで食べた。こっちの食いもんはトニカクデッカイ。
赤い「モノレール」で中央部へ移動。その後、土産物店をうろうろし、時間をつぶす。それでも3時間半ウロウロするのは大変な事だ。デトロイトへ来たら日本人団体客(それもオバちゃん軍団!)が非常に多くなった。成田や関空へ日本への直行便があるからだ。

ちょっとした待合ホールのような所に、ゆったりした椅子が並んでいた。一つだけ空いている椅子があった。「沖縄のオバちゃん」風の女性が隣に座っていた。顔だけで国籍等判断できない。日本人かも知れないし、東アジアの人かも知れない。或いは、南米のペルーあたりの方かも〜?

しばらく本など見ながら時間を潰した。オバちゃんがこっちを見てたので「May I speak ?」 と話しかけてみた。オバちゃんも退屈そうに長い間、時間待ちしているようで、きっと僕と同じ乗り継ぎ時間を持て余しているように見えた。

「ドチラヘ行くんですか〜?」「日本経由でフィリピンへ行きます。」「何処から来たんですか〜?」「実は、デトロイトの近くに住んでいるんです。でも、出国検査に時間が掛かると思ったし、早めに来たんです。」
「実は30年ほど前に、フィリピンからアメリカへ出て来て、今はデトロイトの近くの町で小学校の先生をいているんです。フィリピンの親戚が戻って相談に乗ってほしいとの頼みが来て、久し振りに故郷へ戻るんです。学校が2ヶ月ほど休みを取れるので、8月末までフィリピンへ行ってきます。」
僕が「日本人の方だと思いました」と言ったところ、「実は私の祖父は日本人なんですよ〜!」。彼女は紙に名前と住所とメールアドレスを書いてくれた。
Alice Oba Magno が彼女の名前で、ミドルネームの「Oba」が日本人の血の証明でもあった。

「気さくなオバちゃん」で、話しているうちに結構時間がたってしまった。
「大阪行きだったら同じ飛行機かな〜?3時30分発ですか〜?」
「私の飛行機は3時50分発ですよ〜! じゃ〜別の飛行機ですね〜。もう3時だから出発ゲートへ行った方がいいよ〜!」
(大阪行きの飛行機が多く出ているんやな〜?と思っていたが、実際 彼女の飛行機は名古屋経由マニラ行きだったのだ。)
「大阪へ来たら案内するよ〜!またメールするよ!See you again !」って別れた。
シマッタ〜!一緒に写真を撮っておけばよかった〜!結局、最後にはバタバタと僕の出発ゲートへ駆けて行く事になった。
 

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