2004年:マイアミ旅行・その2

2004年6月19日〜


マイアミでの初運転


アメリカでの運転にチャレンジしてみた。車のハンドルが左右逆なのはある程度カバー出来るが、右側通行が問題なのだ。一般の交差点では常時右折可のところが多い。頭の中では、「右折は小さく、左折は大きく〜!」と言い聞かせて常に意識しておかないと反対車線を走ることになる。その場合は、正面衝突ということになる。・・・。
息子に横に乗ってもらい、アドバイスを受けながら運転してみる。先ず、ゲートの中の住宅地を走ってみる。右ハンドルの癖で、どうしても車が右へ寄ってしまう。ターンシグナルはワイパーを動かしてしまう。でも何とか運転できる。
いよいよ、外の道を走る。住宅地の門から出た瞬間、反対車線へと向った〜! 息子がビックリして「どっちへ行くねん〜!」。早速、なにすんねん〜! せやけど、癖って恐ろしいもんですわ〜!無意識で怖いことしまっさかい〜!

こちらの人は、運転マナーを知らんのか〜? 方向指示器出しよれへんがな〜! どっちへ曲がりまんねんな〜! オッコルで〜! 日本では悪名高い大阪人の方が余程マナーはよろしおまっせ〜! ホンマにパトカーでも指示器出しよれへん〜!
スーパーマーケットへ入ってみる。さすが、何処も駐車場は広いです。みんな前から突っ込みまんねん。ボコボコの車が多いけど、そんな車の隣へ駐車するのはイヤヤね〜!こっちもボコボコにされそうな気がします〜!

一応、僕の試運転が終了し、今度は僕が助手席に乗り、美紀子が運転する事になった。僕は早く大阪へ帰るので、妻の方が運転する機会があるはずだ。たのんまっしぇ〜!
同じ様に住宅地内を運転してから外へ出た。思ってたより危ないがな〜!もう怖い怖い・・・右折してスーパーマーケットの道へ来た。
「その道を左車線へ入るんや〜!」「ここや〜ここや〜!・・・あ〜あ〜行き過ぎてしもたがな〜!・・・しゃ〜ないな〜もう少しまっすぐ走って〜・・・」
「どこをどう曲がればええねんな〜!」「そんなにポンポン言わんといてや〜・・・今、こっちも怖いねんから〜・・・」
「そやけど、このまま真っ直ぐばかり走って行ったら帰られへんようになるで〜・・・」
その内に少し広い交差点に来たので右折。公園のような所だった。右折、右折を繰り返した。
「もう怖いからワシが運転するわ〜!その辺で止めて〜・・・」
一車線の道だった。運転を交代しモタモタしているうちに気が付くと後ろに車が並んでおりクラクションを鳴らされた。慌てて発進した。
「右に寄ってんで〜・・・注意しや〜・・・!」
今度はカーちゃんの声がポンポン飛んだ。ワシもここのドライバーと同じやがな〜!方向指示器を出さずにワイパーを動かしながら左折した。常識のないマイアミ・ドライバーの仲間入りをはたした。
帰ってから息子に言っておいた。「カーちゃんの車に乗りなや〜・・・!」

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