「うっそー!」のこと。この言葉も英会話初心者にとって、新しい言葉なのだ。「うっそー!」、と言うつもりで, [ You tell a lie ! ] と 米国人に言って、彼を怒らせた人がいた。この [ lie ] という言葉には、 強い非難の感情が込められているのだ。 [ You kidding ? ] [ You must be kidding. ] [ No kidding ! ] ともいう。
「おいちー!、 うまい! 」 [ Yummy ! ] などと言う。子供じみた表現なので、普通、友達や親しい人の間で よく使われているが、正式?なパーティ等では 使わない方が良いようだ。
「わかった?」 と聞くときの 一般的な表現。[Do you get it ? ] [ Did you get it ? ] の略。 その返事は、 [ Got it. ] [ I thik so. ]
「ごはんですよ!」 とか言われて、「今 行きます!」のつもりで、 [ I'm going ! ] というと、あなたの食事は片づけられてしまう。 [ I'm going ! ] とは、「今から出かけます」、「外へ食べに行きます。」 の意味になってしまうらしい。その時、[ I'm coming ! ] と言わねばならないのだ。この、[ go ] と [ come ] は、簡単なようで、使い方が 難しいのだ。
風邪がはやっている。「風邪を引いた」という英語は、 [ I catch a cold. ] に決まっている? でも、 「 風邪を引いている 」 のは、 [ I have a cold. ] の方が、普通だ。また、欧米では、風邪とインフルエンザとは、はっきり区別している。(熱が出るのが [ influenza = flu. ? ])
私には まだ区別が出来ないですが.....。
一般的には、 [ I've got the flu. ] 等という。 [ flu ] の発音は 「フルー」 と延ばすらしい。
ユーベッチャ! = 「君の言うとおり!」 You bet you. の 略。 [ You bet. ] 或いは、 [ You can say that again. ] と、同じ意味。
[ I bet. ] は、 「私もそう思います。」
[ ゴルフ コンペ ] で、私がよくもらった賞は 「ブービー賞」 であった。その意味は、最下位から2番目 の賞 の事で、やっと、最下位を免れ、しかも、賞にありつけた、という 嬉しいような、悲しいような、ものであった。
そもそも、「ブービー」とは何のことか? 英語で、[ booby ] とは、「最下位の人」、「まぬけ」、「カツオ鳥」、の事。自慢できないね。
車 で 雪道 を走るには、「スタッドレス・タイヤ」 が役に立つ。今までの「スパイク・タイヤ」 は、道路の粉塵公害 を引き起こすので、今は、使用禁止 となっている。しかし、この言葉は、英米人には 理解しにくい物の一つである。
”私のタイヤは 「スタッドレス」 だ”、といっても、それが、「スノー・タイヤ」 とは、理解してくれない。なぜなら、一般のタイヤ はすべて、「スタッドレス」、すなわち、「”スタッド”(鋲、ボルト)など、付いてないタイヤ」であるからだ。そもそも、「スパイク・タイヤ」 という言葉そのものが、変なのだ。正確には「スタッド・タイヤ」 と云うべきだったと思われる。
「スタッドレス・タイヤ」 は、[ snow tire ] で いいようだ。
人差し指と、中指を重ねて、「幸運を祈ってね!」 というジェスチャー。[ Keep your fingers crossed. ] などとも云う。
それに答えて、 [ I'm crossing my fingers for you. ] [ Good luck ! ] などと言う。
また、いいことがあった場合、 [ Knock on wood ! ] = 「ツキが続きますように!」と、テーブルなど、木のものをノックする。面白い慣習がありますね。
[ Watch out ! ] [ Look out ! ] [ Mind ! ] [ You're in danger ! ] などが、「あぶない!」の表現。
その他、[ Stop it ! ] [ Don't ! ] = 止めろ!、[ Hold it ! ] = 待て!、 [ Get down ! ] [ Duck ! ] = 伏せろ!
日本の人は、海外旅行のお土産は [ souvenir ] と云っている。多いのは、チョコレート 類だ。 しかし、英語の [ souvenir ] とは、観光地などの記念に、とっておき、飾っておく様な物のことで、一般には、食べ物などは [ gift ] と云っている様です。
日本人は腰のことを [ waist ] だと思ってしまう。しかし、腰痛などが起こる「腰」は [ back ] という。腰痛は [ backache ] とか [ pain in the lower back ] 。 [ waist ] とは 腰のくびれたところを指すらしい。同じく、お尻は [ buttocks ] [ butt ] [ behind ] [ rear ] [ backside ] [ bottom ] などといい、 [ hip ] (正しくは [ hips ]) とは、腰骨あたりの横にふくれた部分を云うらしい。
下町は [ downtown ] か? 文字どうりの解釈は、下町のようで、よく間違われる言葉だ。実際には、市の中心地で、オフィス街、ビジネス街が こう呼ばれる。大阪に初めてやってきた欧米人に、釜が崎地区を、「これが大阪のダウンタウンだ 」と、説明した人がいた。[ uptown ] とは、都心から離れた「住宅街」を云うらしい。
一般的には、普通の たばこ は、紙巻きタバコ で、英語では、[ cigarette ] である。植物の たばこ の葉が [ tobacco ] なのだ。 パイプの たばこ は, 葉っぱなので、[ tobacco ]。葉巻は [ cigar ] という。
英米人は、よく [ in my mind ] と 頭を指す。日本人なら、普通、胸を指すのだが....。彼等は、[ mind ] とは、考える場所、即ち、頭脳の事を云っている。それに対して、[ heart ] とは、感情を表現する場所と とらえている。優しさ、暖かさ、などは、[ heart ] の領域なのだ。頭が [ mind ] で、心が [ heart ] なのだ。
庭で遊ぶのは、[ play in the garden ] なのか? アメリカ英語では、敷地内の建物の周りの空き地を [ yard ], 花を植えたり、野菜を作ったり、している地面を [ garden ],と区別しているようだ。だから、[ garden ]の中で遊ぶのは、花や野菜を踏みつぶすので、だめです。遊んだり、バーベキューをするのは、[ yard ] で,と云うことになります。
「 ジュース飲まない? 」 と聞いて、[ I'm OK. ] と云う答えが帰ってきたとき、それは、 [ Yes ] なのか [ No ] なのか、ややこしい。日本語の、「 結構です 」、や 「 いいです 」 に、似ている。一般的には、この場合は 「 いまは、要りません。」 の意味になるらしい。それが、 [ OK ] と云う返事なら 「欲しいです」 となる。ただ、こんな場合は、ジェスチャーが伴うので、要るのか、要らないのか、見れば分かりますけど。
ファーストフード店で注文すると、こう聞かれる。「ここで食べるのか?お持ち帰りか?」の確認である。あるいは、[ To go ? ] だけのこともあるようだ。答えも、[ For here. ] あるいは [ To go. ] となる。
と、聞かれて、[ By my car. ] なんて答えないこと。 [ Why ? ] と聞いています。この言い方も、あまり日本の学校では教えないですが、日常会話では頻繁に使われているようです。意味は [ Why ? ] と同じですが、疑問文の様に主語と述語を倒置する必要がないので、とても便利です。[ How come you didn't come and see me yesterday ? ]
「クリープを入れないコーヒーなんて!」...という TV コマーシャル がありました。彼は「クリープ」のような 味わいのある人?...しかし、本当の意味は、「奴は,ゾッとするほど気持ち悪い!」。「 ポカリスエット 」 という スポーツドリンク は, スポーツマン の 人気ブランド だ。しかし、これも、英米人がその名前を聞き、よく見ると、「中身は全部 スエット ="汗"」に思えるらしく、決して「飲みたい」とは云わない。「カルピス」も彼等には「 カウピス = 牛のオシッコ 」に聞こえ、その色も,それを想像させるらしい。ネーミング は難しいですね。
アメリカの、駅前や路上で、こう 声をかけられるかも知れない。「小銭を持ってない?=小銭をくれ!」 と 云ってるらしい。この Got a ..は、アメリカ口語で よく使う言葉のようだ! [ Got ...] で「...を持ってる?=...を頂戴!」の意味。この場合 [ quarter ] は 25セントコインのこと。
[ Can you spare some change ? ] も 同じ様な意味。こんな場合、コインを渡すか、怖くなって逃げるか? [ Got a ...] の 発音は「ガタ」となる。
たまに、「 Mr. John !」と外人さんを呼びかける人がいる。ファーストネームには [ Mr.] は付けない。 姓で相手を呼ぶ場合は、必ず [ Mr.,Mrs.,Miss Ms. ] を使う。自己紹介の場合、英米人は 普通、フルネームか、ファーストネームを名乗る。 Mr., Mrs., を付けずに相手の姓を呼ばないこと。
「かげ」は漢字で書くと「影」と「陰」がある。英語もこの2種類の言葉がある。「影」は光がものに遮られて出来る「暗い像」で、英語では [ shadow ]。「陰」はものに遮られて、光の当たらないところ、で、[ shade ]。だから、「木陰にはいると涼しい」は、 It's cool in the shade of the tree. となる。
local というと如何にも「田舎」という感じがする。しかし、英語の [ local] とは 全国、或いは広域 に亘らない「ある地域」について使われる言葉、いわゆる、「地元」という感じです。即ち、東京も大阪も [local]なのだ。電話の市内通話も [ local call ] なのである。
ならば「田舎」は何というの? [ rural area ],[ country ],[ countryside ] などがそれに当たる。
アメリカで,日本からの留学生、服部君がハロウィンの夜に銃で撃たれて亡くなる、というショッキングなニュースがありました。
銃社会の米国では,銃による事件が本当に多いようです。ブレディ法案等により、銃の規制は厳しくなった、と言っても アメリカから銃は無くならないでしょう。
「服部君」の場合も、犯人!は [ Freeze ! ] と 銃を撃つ前に叫んだ、ということですが、どうも「服部君」はそれを [ Please ! ] と 聞き違えた、と言う話も聞きます。
あなたの英和辞書に [ Freeze ] = 「動くな!」の意味が載っていますか? もしその言葉が載っているとしたら、とっても新しい辞書だと思います。
これらの言葉には、「もし云うことを聞かないと 撃つぞ!」という意味が含まれているのが 怖いところです。
そこで、アメリカに滞在するには,自己防衛のため、それらの独特の言葉を理解する必要があると思われます。
最近、[ bitch ] というマークのついたTシャツ等を見ることがあります。しかし、[ bitch ]という言葉は「あばずれ」、とか「性悪女」、「尻軽女」とかいう意味で 良い意味では使いません。
[ She is a bitch.] というと、「あの女は最低だよ!」の意味です。「ちくしょう!」、とか「この野郎!」とか云うとき、[ Son of a bitch ! ] (略して、SOB )と映画で云ってます。しかし、めったなことでは使わないようです。
まして、女の人がこのマークのTシャツなどを着ていると(多分、意味が分からずに..)、特に英米人はビックリしてしまいます。悪い冗談です。
[black eye] とは 喧嘩などで目の周りが紫色にあざが出来ている状態を云う。「黒い瞳」は [dark eyes],[dark brown eyes]。
辞書には「恐ろしい」は [ terible ],[ awful ]と書いてある。しかし、今では、[ terrible ] [ awful ] は「たいへん出来の悪い」という意味になっている。
例えば、[ It was a terrible movie. ] というと「ひどい映画だったよ!」ということになる。「怖い映画でした」は [ It was a scary movie. ] となる。
やはり、言葉は変化しているようです。古い(内容の)辞書には「現在の英米口語」が載ってないことが多い。私の個人的な印象では大修館書店の「ジーニアス」が 新語もたくさん取り入れた良い辞書と思います。
私たちは [ How do you think about this ? ] と云ってしまう。しかし、正しくは [ What do you think about this ? ] あるいは、 [ How do you feel about this ? ] と云うようである。
[ What ]の場合は[ think ]、[ How ]の場合には[ feel ]、と覚えれば便利。
日本人の好きなこの言葉は、英語でどう云うのか? 普通 [ Do your best ! ] と一般的に云ってるようですが、それでいいのだろうか?
この言葉には 2つの意味があると思います。(1). 一つは、「歯を食いしばって、我慢せよ!」という時、(2). もう一つは、試験、試合などを控えている友達に「じゃあ、がんばってね!」と「サヨナラ」のかわりに声をかける場合。
(1).の場合は [ Come on ! ] [ Hang in there ! ] [ Stay in there ! ] [ Never give up ! ] [ Go for it ! ] [ Hold out ! ] [ Bear up ! ] [ Never say die ! ] [ Keep it up ! ] [ Keep going ! ] [ Hang on ! ] [ Keep at it ! ] [ Stick out ! ] [ Cheer up ! ] [ Stick to it ! ] (いろいろありますね!) などと云うようです。
(2).の場合は [ Good luck ! ] [ Take it easy ! ] が無難なようです。
[ Do your best ! ] は「完璧にやれ!」というニュアンスがあり、[ Try your best !] の方が柔らかい表現らしいです。
ちなみに、「...予備校」のCMで山本陽子さんが、最後におっしゃる言葉が[ Do your best ! ] だと分かる人は、かなりの達人だと思われる。知人のアメリカの John さんは、分からなかったと云っていました。
「和製英語」のページでも書きましたが、英語で「マンション」とは部屋数が何十とある大邸宅のことのようです。
英語では、「集合住宅」は 賃貸でも、分譲でも、[ apartment ](イギリスでは [ flat ]) でいいようです。分譲であることを云う場合は [ condominium ]。
一般的に、日本人は「雷」を [ thunder ] と言ってしまう。しかし、英米人は [ lightning ] とおっしゃる。すなわち、稲妻は [ lightning ] なのだ。[ thunder ] は雷が落ちた後の「音」(ゴロゴロ)のこと。本当に怖いのは [ lightning ]。
「スポーツをする」と言うとき、よく [ play ] を使う。球技などの時はほとんど [ play ] が使われるが、スキーなどは [ play ]は使わない。
その他、boating, jogging, scuba diving, skating, surfing, swimming, などは [ go boating ], [ do swimming ], [ go skiing ] の様に [ go ], [ do ] を 使う。(Sept.9, '98)
仕事とか、勉強とか、を中断して「おやつ」や「コーヒータイム」をとるのは [ take (have) a break ]、一眠りするような場合 [ take (have) a rest ]。
私達がビックリする質問の一つが、[ bathroom ] は どこですか?と云うモノです。この人、お風呂に入りたいの? わざわざ、公衆浴場まで、連れていった人がいた。
アメリカ英語では [bathroom] は「お手洗い」なのだ。[bathroom ?] と聞かれれば「トイレ」を教えて下さい。「風呂場」 は[bath]です。
[ girl friend ] [ boy friend ] は 只の友達ではない。特別な友達、即ち「恋人」である。[lover] は「愛人」の響きがある。
See you later ! は「後で会おう!」ではなく、「じゃあね!」の表現。
[ See you again. ]は「これでお別れ!」(いつ会えるか分からない)。
物を借りる時、使用料を払う場合は [ rent ]、使用料を払わない場合は[ borrow ]。
[ purse ]は女性用の「ハンドバッグ」のこと。男性用の財布は[ wallet ]あるいは、[ billfold ]。
この言い方は、日本人が好む「柔らかいアドバイス表現」のように思われ、よく使われる言葉だと思います。しかし、実際は「警告、忠告、命令」などのニュアンスを伴う言葉で、「...しないと大変なことになるよ」 という切迫した感じを伴うらしい。むしろ、[should]のほうが柔らかい表現ということになるようです。このへんが、今まで学校で勉強してきたことと少し違い、また戸惑うところですね。
*.もうバスにお乗りになった方がいいですよ。
. It might be better to get on the bus now.
*.警察に言う方がいいよ!(言わないと大変なことになる)
. You had better tell the police.